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言葉はその国の文化を教えてくれる
大切なツールのひとつ

フランス語・英語通訳&翻訳家
渡邉万里子さん
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フランス語を選んだのはなぜですか?

小学校から高校まで通った都内のカトリック系の学校の教科に、フランス語が含まれていたため、9歳の頃からフランス語には親しんでいました。でも、最初は好きではなかった。フランス語の教師が怖いシスターで、いやでしたね(笑)。中学2年生の頃、今までまったく聞き取れなかったフランス語が、ふっと理解できるようになったんですね。それからです。フランス語が好きになったのは。好きになれば上達も早いですし、その国に対し興味もわきます。大学はフランス文学を専攻し、卒業後は外資系の銀行、輸入会社、在ルクセンブルグ大使秘書等を経て、現在、フランス語と英語の通訳、翻訳家として通訳・翻訳会社ブレインウッズに登録しています。 |
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通訳、翻訳という仕事の醍醐味を教えてください

今まで経験したことのない、新しい世界を知ることができる。これは何にも勝る醍醐味ですね。先日、獣医関係者の通訳のお仕事を受けたんですね。そのとき初めて “動物の骨関節炎”という言葉が単独の英単語であることを知りました。どの世界にも専門用語がありますから、事前に下調べはするのですが、へぇ〜と声を挙げてしまうようなことに出くわすことがありますね。通訳というのはその世界の第一線の方のアシスタントともいうべき役割を担います。裏方ではありますが、我々がいなければ話がまとまらなかったり、カタチにならなかったりしてしまう。きちんと下調べをして、滞りなく通訳が務まり、相手の方が快く帰国されたときは、ほっとすると同時に達成感がありますね。 |
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通訳、翻訳家にとって大事なことは何ですか?

通訳、翻訳というと、外国語が上手であればいいというイメージをされる方もいますが、実は重要なのはきちんとした母国語を話す力。私たちでいえば正しい日本語ができないと、上手に伝えられないんですね。また、最近の話し言葉は語尻が上がったり、文章を完結させないで会話をする人が多い。でも、通訳はそれでは務まらない。公的な場所ではなおさらです。 |
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通訳、翻訳家を目指している方へアドバイスをいただけますか?

母国語以外の言語習得には、語学センスも必要ですが、なにより努力が大切です。私は帰国子女でもありませんし、海外で暮らした経験もありません。それでもこうして3ヶ国語を使い分ける仕事に就いています。日常生活で使っているわけではないので、忘れないように今でも勉強を続けていますよ。インターネトやテレビでCNNなど、海外のニュースやフランスのヤフーをチェックしています。また貪欲な知識欲、旺盛な好奇心も必要。さまざまなジャンルにアンテナを張って、知識の抽斗を少しでも増やしてください。完結した文章を読むことになるので本を読むこともおすすめです。言葉はその国の文化を表現するためのひとつのツール。そして、日々成長する生き物です。それを使いこなせると、きっと世界が広がるはずです。 |
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ブレインウッズ
TEL/03-3405-7853
住所/東京都渋谷区神宮前4-17-15大塚マンション201号
http://www.brainwoods.com/index.html
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など、約10カ国以上もの言語の通訳・翻訳を請け負う。扱うジャンルは、官公庁、IT、マーケティング、医療、アパレルとさまざま。 |
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