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どんな人の前でも平等に存在する法律を知ってもらいたい

社会保険労務士
兼平弘枝さん
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社会保険労務士に興味を持ったのはなぜ?

以前、海外旅行情報誌の広告営業をしていたのですが、大変労働条件の厳しい職場で仕事中に倒れたことがあったんですね。人事担当の方はよかれと思って入院中の欠勤を有給で消化してくれたのですが、傷病手当金という制度を利用することもできたことを後になって知りました。中小、零細企業では大企業に比べ、社会保険・労働保険関係の法律を把握している人は少なく、損をしてしまうことがあります。労働時間はハードで安月給でしたが、女性が生き生きと働くその会社が私は大好きでしたので、その会社の為、同僚の為に自分には何ができるだろうと考えて辿りついたのが社会保険労務士の資格取得でした。 |
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資格取得までにやったことは?

国家試験が年に1回あり、最初は在勤しながら専門学校に通い、11月〜翌7月の間夜だけ勉強して受験しましたが不合格。2回目は大好きだった会社も倒産間際になってしまいましたので退職し、失業手当を受給しながらもう一度専門学校に行き、毎日12時間、ガリ勉して(笑)無事取得することができました。授業料や模試、参考書代などを考えると一回の試験を受けるために50万円は必要だと思います。試験の内容はそれほど難解ではありませんが、苦手な科目が1つでもあると不合格になってしまうんです。また、国家資格なので基本的に理解して欲しい箇所は毎年それほど変わらないので、徹底的に過去問を攻略することが合格の近道だと確信しています。 |
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実際に仕事をしてみていかがですか?

資格取得後、何社かの社労士事務所を受けましたが、その時に需要があったのは資格取得者ではなく、勉強中のお手伝い的な人。資格を活かしたいと思いなんとか税理士事務所に潜り込み、最初は従業員として働きながら徐々にお客さまをご紹介して頂けるようになりました。4年間勤めた後、結婚を機に青森へ移住。現在は月に一回上京するペースで続けています。お客さまは新規開業のクリニックが圧倒的に多く、立ち上げ時の法律関係の手続きや、面接の準備や立会い、賃金や労働時間、労働条件のご相談が主な業務。最近では労働契約書を作成することが多くなっています。最初に働く条件を労使双方で納得しておけば、当然トラブルも少なくなりますので、細かい部分まで気を配ることが重要。そういった意味でも女性のきめ細やかさが大いに活かせる仕事だと思いますよ。お客様が私を頼りにしてくれるとき、友人が会社を辞めるときに私に相談してくれる、そんなときは嬉しいですね。
取材・文 /スタイルワークス |
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