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「通関士」の資格を取得したおかげで希望通りの仕事ができています!

通関士
川合利直さん
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――通関士の資格を取得したきっかけは?

貿易の仕事において、通関士の知識は必須です。通関業者に就職してそのことを痛感。仕事人として一人前に認められるようになるには、資格があった方が有利だと感じたからです。個人的に貿易にも興味がありましたし、有難いことに資格に対する給与手当も出ました。ですから、ここで取得しておこうと。昔から漠然と海外に行ける仕事に就けたらいいなと思っていて、大学卒業後の就職時には大手商社を片っ端から受けましたけど、見事に完敗。そこで通関業者を選択したのが、そもそも通関士へ繋がる道のりだったんでしょうね。 |
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――国家試験ですよね?

そうです。一度「ものは試し!」と何の知識もなしに受けてみたら、あまりにもわからなくて本当にボロボロ状態(笑)。それで本腰入れて往復2時間の通勤時間と会社の昼休みは勉強に集中しました。1年間の通信教育を受け、問題集を購入して過去問題を中心に学習。自分で解決できない問題は、会社の先輩にも聞いたりして。本当に勉強したな、あの期間は・・・・・・。その甲斐あって2度目の試験では見事に合格! 嬉しかったですね。 |
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――「通関士」の資格取得は難関と聞きますが?

ボクが受験したのは約20数年前ですから、どうでしょう(笑)。今では通信教育はもちろん、集中して学べる通関士の専門学校ほか、大学でもカリキュラムに入っているところがあるそうですよ。当時より受験者も多く、2006年より試験内容が見直されたこともあり、合格率は激しくなっているみたいですね。毎年、通関士の資格取得者も増えてきているのではないかと思います。 |
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――仕事にどう活かされていますか?

国に認められている資格なので、転職に大いに活躍してくれました。ボクは今までに通関業者、イタリアンレストラン、商社など4回ほど転職しましたが、この資格なしには有り得なかった、と言っても過言ではないですね。おかげで今は希望通りの商社で部長という役職も頂き、かなり満足しています。億単位の金額を動かせるのも大手ならではの醍醐味! 時には海外にも飛べる機会もありますし、幅広く世界を関わることができるので、やりがいもありますよ。貿易の仕事に就くなら必ず役立つし、その価値も充分に得られる資格だと思います。 |
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――通関士の仕事内容を教えてください。

現代は輸入・輸出によって物資が動いている時代ですよね。輸入にせよ、輸出にせよ、すべての貨物の輸入・輸出・納税申告を行うのが通関士の役割なんです。原則として貨物は通関士の記名や捺印がないと税関を通れません。いわば貿易に関する法律のプロフェッショナルといったところだと思います。 |
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――最後に仕事の失敗談などは?

かれこれ20年ほど前になりますが、日本のミュージシャンのデモテープの送付先を間違えてしまったんです! モスクワとニューヨークに送らなければならなかったんですが、中身を取り違えて輸出・・・。しかも当時のソ連とアメリカはご存知の通り険悪な状態。納期には当然遅れてしまっているし、返送もきかないしで、もう冷や汗ものでしたね。幸い代替の可能な物資だったので再度送付した形で収まったんですけど、あれが今まででいちばん大きな失敗でしょうね。 |
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| 取材・文/スタイルワークス |
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