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フットワークのよさと
気遣いが何よりも大切

スタイリスト
稲葉美紀さん
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仕事の内容を教えてください。

ファッション雑誌を中心に活動しています。1本の企画に対して、打ち合わせ〜メーカーへのアポ入れ〜リース〜スタイリングチェック〜撮影〜値書き〜返却が大まかな仕事の流れ。この他にもさまざまな雑事がありますし、何本もの企画を並行して進行させていくので、常にネコの手も借りたいという状況です(笑)。 |
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どうしたらスタイリストになれますか?

なるための方法は、本当に人それぞれ。私の場合は、洋服の販売をしながらファッションビジネスを学ぶ学校に通いましたが、卒業後は一旦販売の仕事に専念。どうせやるならお店を任されるまでになろうと決め、これを達成した段階でスタイリストを目指して動き始めました。即戦力が求められる中で、未経験の私がスタイリスト事務所にもぐり込めたのはラッキーだったと思いますが、当時は縦の関係が厳しく、先輩といえども「何も教えないわよ」という雰囲気。事務所に入って1〜2週間でTV番組やタレントさんの仕事を担当することになっても、実はアポ入れさえままならず、販売時代の仲間に助けてもらいながら何とか乗り切っていきました。そんなスタートだったからこそ、例えば夏の浴衣企画に備えて着付けの免許を取得するなど、自分にプラスになると思うことには何でもチャレンジ。2年後に独立しました。 |
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仕事の楽しさを教えてください。

長くやり過ぎて、正直仕事そのもののおもしろさっていうのはよくわからなくなっていますが(笑)、もっともっと! という気持ちがあるから続けていけるのだと思います。自分のスタイリングが周りに評価されるのは単純にうれしいですし、読者のコに応援レターをもらったりすると本当に感激します。ただ、この仕事をしていて感じるのは、人とのつながりの大切さ。私と一緒に仕事をやりたいと思ってもらえて指名されること、自分が必要とされることが何よりもうれしいですね。 |
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この仕事に向いているのは、どんな方ですか?

体力がものをいう仕事。現場では気遣いが第一ですし、撮影をスムーズに進行させるために誰よりも走り回らないといけません。なので、フットワークの軽さは絶対に必要。究極、これさえあればOKだと思います(笑)。
取材・文/蕨 康子 |
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