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子供って最高の被写体なんです!

子供写真家
市谷健さん
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子供だけを撮り続けて、もう20年とか?

カメラを始めたのが20年ほど前だから、もうそれぐらいになります。あっという間ですね。もともと出版社のアシスタント時代に子供雑誌専属になったのがきっかけなんだけど、その前はファッションモデルや小物などいろんな被写体を撮っていました。だから子供を撮り始めた時、思いがけない動きや表情に魅せられてばかりで、衝撃的でしたね。 |
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それからすぐ子供写真家になろうと?

いや、ボクって子供の頃から外へ出たいっていう願望が強い子で、カメラを手にした動機も旅の記録を写真で残したかったから。当時定番だったアエロフロート航空のモスクワ経由で渡り、最初に行ったデンマークが気に入って1ヵ月間滞在。それから今まで約80ヵ国ほど周ったけど、どこの国でも感じることは一緒。やっぱり、子供とお年寄りって最高の被写体なんですよ。公園や幼稚園、保育所へふら〜っと遊びに行くと、好奇心旺盛な目と、とびきりの笑顔で寄ってきてくれるし、ニコッと笑うと同じくニコッとすぐに返してくれる。ボクはずっと好きなことをやって生きているから、子供にもそんなオーラが伝わるのかもしれないね(笑)。 |
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現在の活動は?

1986年頃に子供写真事務所を設立。クライアントは子供向け雑誌や絵本を編集している出版社や、映画会社がメインですね。子供と一緒に山手線沿線を歩きながら写真を撮るという企画があって、雑誌で10年ほど連載もしてます。連載当初に登場してくれた子供たちがもう20歳になるんですよ。「成人式の写真撮ってください」って言われると嬉しいし、女性の場合はメイクで随分と印象が違うので、どう接していいか困っちゃって(笑)。 |
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今後、どう写真を活かしていきたい?

ボクはなんでも撮るっていう、いわゆるデパート商法のカメラマンにはなれなかった。むしろその逆で、子供の写真だけにこだわり続けて写真を撮ってきた。売れない頃には三畳一間のアパートに住んで、ビル掃除や飲食店のホールなどあらゆるアルバイトをやりながら。でも、それがプロのカメラマンとして生き残れている理由なんだと思うんです。自分の肌に合うことを見つけたら、トコトンこだわってやってみることが大切じゃないかな。最近では、撮影した写真をPCで加工することにも可能性を感じているので、どんどん仕事の幅を広げていきたい。でも、やっぱり基本は子供の何気ないスナップ写真。後は老人ホームなどで写真をモチーフにした紙芝居などもやっていきたいなって思っています。好きなことやって、飯を食べていけるって最高じゃないですか?
市谷建 子供写真事務所 東京都世田谷区東玉川2-9-21 TEL03-3729-8876
取材・文/スタイルワークス |
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