|
 |
  |
実験が成功したときに喜びを感じます!

技術研究員
任海千春さん
 |
|
 |
 |
 |
聞きなれない職業ですが、仕事内容を教えてください

わかりやすくいうと企業や病院などに付属する研究室で実験を行ったり、データをまとめたりする仕事です。私は国立精神神経センター内にある免疫研究部で働いているのですが、免疫という分野は未知な部分が多いため、その基礎を研究することは新しい治療法に繋がる可能性があるんです。私はアレルギー反応のメカニズムや、神経免疫病の要因についての研究を日々行っています。 |
 |
 |
 |
この仕事に就こうと思ったきっかけは?

物事のメカニズムや、理由について考えたりすることが昔から好きだったんです。なので「あるある大辞典」や「ためしてガッテン」などのテレビ番組はよく見ていましたね。きちんとした論理で解明される過程がおもしろくて、つい夢中になってしまって。高校卒業後にオーストラリアとカナダへ語学留学したあと、何をしようかと考えていたんです。そんなときに『東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科』の学校案内の電車の吊り広告をたまたま見て、勢いで説明会へ。本当にやりたいことなのか、この仕事をするべきかどうか1年間考えて26歳の時に入学したので、迷いもなく2年間勉強に専念できました。授業は実験中心でしたので、かなり仕事に活かされていますね。先生方も熱心に指導してくださって、今の職場を紹介していただいたのもその先生方のひとりなんです。私が普通に大学を出ていたとしても、絶対に手の届かないようなレベルの高い職場に技術員として就職できたので、とても感謝しています。 |
 |
 |
 |
実際働いてみて、いかがですか?

私が以前から興味を持っていたことに対し、輪をかけて熱論するような同僚や上司がいっぱいいる職場なんで楽しいですよ(笑)。具体的には上司から研究テーマの指示を受け、その研究を裏付ける実験をし、結果をまとめて提出するといった感じです。論文や資料はほとんどが英語ですので、留学経験も大変役立っていますね。医学博士である研究経験豊かな上司の下でマウスを使った動物実験や生化学実験、遺伝子工学など幅広い実験ができるのが嬉しいです。ただ実験は細胞を扱ったり大変デリケートなもので、慎重さや緊張感は常にあってそれもまた心地いい。1人で行うケースも多いので、マイペースでスケジュールを組めるところも私には合っていると思います。 |
 |
 |
 |
今後の展望は?

職場にとって不可欠な存在になりたいですね。得意な実験分野を確立させて「この実験なら任海に」と言ってもらえるくらいになりたいです。分子生物学に興味があるので、その勉強も個人で行いつつ、原因不明の病気の解明などに役立てればと思っています。
取材・文/スタイルワークス |
 |
 |
 |