|
 |
  |
キャンドルを通して手にする生活の豊かさを広めたい

カメヤマ株式会社 キャンドルハウス事業部企画
峰尾理紀さん |
|
 |
 |
 |
具体的に仕事の内容を教えてください

ローソク、キャンドルメーカーのカメヤマで、企画部に所属しています。“キャンドルのある風景”を浸透させるのが私の仕事です。具体的にいえば、キャンドルを使う暮らしの豊かさ、素晴らしさを広告などで一般の方に宣伝しています。 |
 |
 |
 |
もともとキャンドルはお好きなんですか?

現在の会社には今年の春に入社したばかりです。以前はインテリアの雑誌で編集をしていました。企業のタイアップページの担当をしていまして、そのときのクライアントがカメヤマです。実は自分の部屋でキャンドルを灯すなんて、経験したことなかったんですよ。でも、いい記事を作るには宣伝する商品を知らなくては、キャンドルのよさを実感しなくては、と実際に部屋に明かりを灯してみたり、勉強しました。 |
 |
 |
 |
使ってみてキャンドルのどういった点に惹かれたのですか?

キャンドルって、火を使うので危ない、煤が出る、とマイナスの面もあるな〜なんて思っていたのですが、火を使うのに危険が伴うのは当たり前で、ガス代つけっぱなしで出掛けることはないですし、例えばお香にしても、そうそう蚊取り線香だって、火を付けているときは意識していますよね? そう考えると、そんなに危険というものではない。煤も、ピンセットで芯をつまんで溶けたロウに浸して消すという方法を知り、そうすれば煤も出ない。マイナスの面はすぐに解消。実際に使ってみると、最初は仕事が忙しく家に疲れて帰ってきて、ぐったりしているのに半ば強制的にキャンドルに火をつけていました(笑)。でも、たったそれだけのことで、疲れが癒されるのを知りました。 |
 |
 |
 |
キャンドルの最大の魅力は何でしょう?

キャンドルって生活必需品ではないですよね? でも、だからこそ、自分にとって丁寧なことをしていると実感できた。自分のために何かをする楽しさをキャンドルが教えてくれたんです。自分にとってこんなに素敵な時間や空間を与えてくれるキャンドルの魅力をもっと世の中に伝えていければ……。そう願って、カメヤマへ転職、現在キャンドルハウス事業部の企画部で働いています。 |
 |
 |
 |
転職されていかがですか?

弊社はロウソク業界ではトップシェアを誇っています。ですが正直、キャンドルを欧米のように生活に根づかせる難しさを感じています。日本では欧米と違って蛍光灯など明るい照明が好まれるので、キャンドルの明かりが照明に合わないんですよ……。とはいえ、最近ではスローライフブームで、さまざまな著名人が誌面などでキャンドルを生活のなかに取り入れるよさを伝えているので、その人たちを巻き込むかたちで、なにか広報誌的なものを作れたらいいなあと思っています。 |
 |
 |
 |
今後どういった活動をされる予定ですか?

今まで私は自炊をしていなかったんですね(笑)。それが、キャンドルを灯すという小さな行為から、自然に自炊をするようになりました。ベランダではハーブを育てちゃったり(笑)。仕事だけではない自分のための生活を楽しむゆとりを創る素晴らしさを感じることができました。アメリカでは約2億人の人口に対し、キャンドルのシェアは2000億円。でも日本では約1億2000人の人口に対し、180億円。キャンドルを通じて生活を豊かにできるということを、もっともっと日本の方に知ってもらいたい。先月、モンゴルで横綱・朝青龍関の発案による「平和を祈るキャンドル行進」にキャンドルを提供しました。こういったイベントなども利用しつつ、キャンドルの魅力を伝えていきたいですね。
カメヤマ株式会社
http://www.kameyama.co.jp
取材・文/山口未来 |
 |
 |
 |