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自由になる時間が多くて達成感がある。
心臓に毛の生えている人が
向いているかも

トレーラードライバー
吉田匠さん
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美容師からの転身だそうですね。

そうです。チェーン店の店長だったのですが、26歳の時に合宿教習で大型とけん引免許を同時に取り運送会社に転職をして、約10年前からトレーラの運転手をしています。自分の美容室を持ちたくて、手っ取り早く金を稼げる運送業に一時転職するつもりでいましたが、おもしろくていつの間にか10年経っていました。 |
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こちらの仕事の方が魅力的なんですね。

自由になる時間が桁違いですからね。ボクが運転している16輪低床トレーラーは幅3.2mで道幅いっぱいとるので、高速道路を走れないんです。九州まで荷物を届けるにしても片道4日間かけて一般道を行きます。それでも余裕のあるスケジュールが組まれていますから、荷下ろしの期日さえ守れば、あとは何をしていてもOK。時間が許す限り、途中の温泉に寄ったり、観光もできます。究極のフレックスタイムですね。夏に仕事を頑張る分、冬は仕事を減らして年間50日スキーをやっていますし、自分でスケジュールを立てて動けるというのも、魅力の一つです。 |
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トレーラーのドライバーに向いた性格ってありますか?

「安全」を第一に考えて走れる、心に余裕のある人ですね。デリケートなものを運ぶ場合など、時速20〜30kmでゆっくり走らなくてはなりません。他の車の邪魔になりますから、あおられたり、通りすがりに空き缶をぶつけられたりするんですよ。そんな時でもカッとせずにマイペースでいられる平常心が必要ですね。心臓に毛が生えている人かな。だからドライバーは年配の人が多いんですよ。 |
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大型車両を運転する方は、大胆というイメージでしたが……

新品の建設機材などを運ぶ時、街路樹に当たって機材に筋が入ってしまうと、納品できなくなってしまうんです。大きな車両ですからドライバーも大胆に思われますが、トレーラーの運転はとても気を遣いますね。この荷物をどう上手に運ぼうかと気を遣った分だけ、荷物を届けた時の達成感が大きいから、それがまた魅力なんですが。
取材・文/原沢リエ |
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