|
 |
  |
自らの手でロケットエンジン作りを目指しています

フリーエンジニア
牧野一憲さん
 |
|
 |
 |
 |
現在手がけていることについて教えてください。

普通の材料と普通の燃料を使って動作するロケットエンジンを作ろうとしています。設計はもちろん、部品も一から作る必要があるため、自分の工房で旋盤などの工作機械を使って日々作業をしています。 |
 |
 |
 |
お仕事を始めたきっかけは?

中学生の時に、たまたま入ったゲームセンターのテレビで、ちょうど日本のロケットの打ち上げの実況中継をやっていました。結局その衛星打ち上げはうまくいかなかったのですが、それを見たのが宇宙に興味を持った最初の出来事です。現在のように工房を持って作り始めたきっかけは、2004年の6月にアメリカで行われた「スペースシップワン」という、世界初の民間企業による有人宇宙飛行でした。この計画に非常に興味を持ち、打ち上げの様子をアメリカまで観に行きました。打ち上げを目の当たりにして、計画が目標としていた高度100kmへ到達したのを知ったとき、民間でも宇宙開発が可能なんだと思い、長い間の夢だったロケットエンジン作りを始めることにしたのです。 |
 |
 |
 |
現在の目標は?

自分のロケットエンジンを製作して、「X PRIZE CUP」というアメリカのロケットイベントでデモンストレーションを行うのが、現在の目標です。その先はまだ何も考えていませんね。 |
 |
 |
 |
醍醐味はどんなところでしょうか?

以前の職業ではソフトウェア的な職種をしていたので、形として残るものをあまり作れなかったんです。その点に辛さを感じていたのですが、今は手に持てるものを作れるということが醍醐味です。作っている途中も目に見えるし、最終的に形に残りますしね。「もの」を自分の手で作れるのは本当に楽しいです。また、ロケットエンジン作りは、今までの人生のなかでも最も未知のことです。でも、やったことのないことをやる、というのがたまらなく楽しいんですよね。 |
 |
 |
 |
牧野さんのblog「Homebrew Rocket Workshop」
http://www.homebrewrocket.com/
取材・文/常山剛 |
 |
 |
 |