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オープンキッチンの和食店で全力投球
“満足”することなく一生上を目指し続ける

都内和食店勤務
江田孝雄さん
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料理はもともとお好きだったのですか?

昔から食べることが大好きで自分でも作るほうでした。高卒で販売員などをしましたが、好きなことを一生の仕事にしたいと、料理人としてスタートを切ったのが21歳の時です。 |
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まったく未経験でのスタートですか?

はい。未経験でこの和食店に入り、皿洗い、野菜の皮剥き、細かい包丁使いを学びましたが、火を使う仕事をさせてもらうまでにはなかなか行きつきませんでした。実はその間、一度店を辞めたこともあったんですよ。親友がある事業を始めて「どうしても手伝ってほしい」というのでそちらを手伝おうと。でもその後、「やっぱり自分には料理しかない」と思って就職雑誌を見たら、この店が人を募集していまして。 |
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以前勤めていたお店ですか?

ええ。雑誌を見て電話したら、僕を知るチーフの方が「戻ってこい」と声をかけてくださって。ありがたかったです。25歳でこの店に戻り、26歳から調理場全般を見る立場になりました。 |
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お客様からすべてが見えるオープンキッチンですから、気を使う面も多いのでは?

そうです、どんな失敗をしても表には出せません。最初の頃なんか、包丁で指を切っても顔や動きに出さないで我慢しましたよ(苦笑)。 |
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料理を仕事になさってから、何か意識は変わりましたか?
 自分が食べて「おいしい」と思うだけだった昔に比べて、今はひと様に食べてもらって「おいしい」と言っていただけるのがうれしい、そこは大きく変わりました。大きな店ではないので忙しく休みは日曜だけですが、時間がある時はできるだけいろいろな料理店を食べ歩いて、ボクなりに味の研究をするようにしています。 |
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仕事としての満足度はいかがでしょう?

収入は販売員時代の1.5倍になり満足です。でも、この仕事に「これで満足」というゴールはないと思うんです。一生、「これで満足」とは思わないように、料理というものの奥深さをさらに追求していきたい。そしていつかは、自分の店のオーナーシェフになるのが目標です。
取材・文/水野成美 |
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