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Roofに来たら“何か”が見える! そんな発信のスペースにしたい

cafe.bar.gallery Roof オーナー
右高鹿之輔さん(左)、秦憲一郎さん
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共同経営とのことですが、どういったきっかけで
はじめられたのですか?

秦さん 武蔵野美術大学で一緒に勉強した仲間です。大学時代は特に仲がよかったというわけではないのですが、30歳を前にしていろいろ考えるところがあったんですね。
右高さん 秦は専門学校の企画運営の職に就いていて、ボクは飲食店でアルバイトをしながら創作活動を続けていました。創作活動をするにはアルバイトという就業形態がラクだったんですが、そのうち飲食店に関わる時間のほうが多くなって、あるとき1店舗の運営を任されたんですね。ある程度売上に貢献もでき、結果を出せて、飲食店のおもしろさを感じるとともに、28歳のときに先のことを考えるようになって。
秦さん 給料もそれなりのものをもらっていて、責任あるポジションに就かせていただいていたのですが、この先続けていけるのだろうか、という疑問を持ったんです。会社が続くということではなく、自分自身が今の仕事に魅力を感じ続けながらやっていけるか。この会社にいたら40歳、50歳の自分がなんとなく想像がついて、そこにおもしろみを感じられなかった。
右高さん 年齢的に将来を考えるようになって、ボクは飲食店を経営するおもしろさを感じてはいたものの、1人ではどうかなと悩んでいた。そんなときに秦も悩んでいて、それなら一緒にやろうということになりました。 |
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国分寺を選んだ点には、何か理由があったのですか?

秦さん 大学が近いということで馴染みのある中央線沿線で探していました。何十と物件を見て、国分寺に広さはないけれど2階建てのユニークな建物があって、以前は1階を店舗、2階を住居として使用していたようでした。
右高さん 2人で中を見て、すぐにこんな感じ、とお互いプランが頭に浮かんで、ココだ!と決定。内装は自分たちで2ヵ月休みなしで改装をしました。大学の後輩や働いていた頃に知り合った人たちが手伝ってくれたりして、みんなで創り上げた店ですね。 |
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店の方向性やジャンルはどう決められたのですか?

秦さん 白を基調にした空間で、1階はカウンターとテーブル、2階はテーブルと、壁を展示空間としています。ランチに、カフェに、食事はもちろんバーとして、気軽な美術鑑賞など、さまざまな利用の仕方をしてもらいたい。ですから料理のジャンルは、揚げ出し茄子といった和風のものもあれば、ザワークラウトといったドイツを代表する味や、タコライスなんてものも。アルコールもカクテルはもちろん、日本酒、焼酎などもご用意しています。
右高さん しばりのない店にしたいという根底には、お客さまが欲張りに自由に使えるような店にしたい、という思いをこめています。採算を取れなければ、納得のいくお金を稼げなければ2人で店をはじめた意味がない。そのためのお客さまを活性化させるためのしかけみたいなもの。言い方は悪いですが、何でもあり、というスタイルは、そのためでもあります。
秦さん その点は右高の経験と実績から生まれたもの。彼のアドバイスが役に立っていますね。
右高さん ボクは今まで飲食店の経営を見てきましたが、秦はそうではない。共通の友人からもはじめる前に、「秦は安定したサラリーマンを辞めるんだ。彼の収入を確保できるのか?」なんていわれました。自分自身もその点がいちばんの不安材料でもあった(笑)。ある意味、いいプレッシャーにもなったようで、おかげで半年で当初の目標を達成できました。
秦さん やはり、自分がやったこと、動いたことが数字に表れるのはうれしいですし、張り合いがありますよね。 |
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共同経営では、ぶつかることはありませんか?

秦さん 気になることがあれば常に話し合っています。しょっちゅう微調整をしながら日々進んでいるので、ぶつかることはないですね。昨年の6月にオープンして丸1年。今後は、もっと国分寺という街に溶け込みたい。2階ではカメラマン、イラストレータ、デザイナーといった方たちの作品を展示しています。さらに一歩進んで、ここから何かを発信していきたい。
右高さん Roofがそこに関わる人の夢を叶えるお手伝いをする、そんな可能性を持ったブランドに成長して、Roofに足を運んだら、何かヒントが与えられる、そんな空間に育っていければいいですね。 |
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cafe.bar.gallery Roof
東京都国分寺市本町3-12-12
TEL/042-323-7762
http://www.roofhp.com
〜6月26日 『門松水墨画Tシャツ店展』を開催。流れるような筆遣による水墨画が描かれたTシャツを展示、販売。
6月27日〜7月10日 Roof企画展『Thank you! 365days』を開催。オープンから365日間の写真やお客さまからのアンケートを展示。
7月11日〜31日 久保田弘成『久保田弘成パリ小品展』を開催。立体作品を展示。
取材・文/岡田晴海 |
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