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総合芸術といわれる茶道が、いろいろな分野で役立っていくのがうれしい

裏千家教授(茶道)
飯田宗美さん
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なぜ茶道を始めたのですか?

25歳の頃に仕事をしていた傍ら、成人した女性としての社会的な一般教養、お行儀も含めて学べればいいかなと思って、週に1回ほど通い始めました。でも、続けているうちに、気がつくと30年経ってしまいました(笑)。10年くらい経った頃にひと通りのお点前が終わって、宗美という茶名をいただき、茶道の先生の資格を得ました。その後、数年してから主人の転勤先のロサンジェルスで、駐在員の奥様たちからご要望があり、初めて教えることになったのです。 |
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教える立場になって勉強したことは?

帰国後は神戸に転勤になり、ある関西の大先生についたのですが、教えることは自分の勉強になるということで、カルチャースクールで代稽古をさせていただきました。その頃から、教えるにはもう少しきっちり勉強し直したいと思って、京都の御家元の全寮制学校に6カ月ほど入り、朝から晩までお茶のお稽古をしたんです。あいまいだったことの確認や本家の場所の空気を直に体験することは、とても勉強になりました。その後、自宅でもお稽古を始めて、今のお教室からもお声がかかったのです。 |
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茶道の魅力とは?

お茶というのはよく「総合芸術」といわれます。ただお抹茶を一服たてることがお茶ではなく、四季のしつらえや自然など、すべてが調和してお茶の世界があるので、いろんな分野に関係があるのですね。相手の方の心を思って、その時々のいちばんいい状態をしつらえようという、おもてなしの心が養えることでしょうか。実際、青庵には建築やインテリア関係の方、フードコーディネーターの方など、自分の分野をもって仕事をしている生徒さんが多くみえていますが、それぞれの分野でお茶が役立っていると聞くと、本当にうれしい気持ちになり、やりがいを感じます。 |
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教えるときに心がけていることは?

ただ厳しくするというよりも、それぞれの性格、立場、得意なことを伸ばして差し上げたいと思っています。お点前がきちっとできることで、動作の流れや会話がスムースに流れていくので楽しいとは思いますが、習う立場の人にとっては、あまり重要だと思っていません。茶道は敷居が高いとか、お点前のことをあまり難しく考えないで、お茶を楽しんでもらいたいですね。みなさんお茶会や日々のお稽古のほどよい緊張感の中、おもてなしの空気や癒しの時間を過ごせることが、すごく楽しいとおっしゃっています。
取材・文/樹里アンナ |
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青庵(せいあん)
東京都目黒区青葉台2-10-13
TEL03-3780-1381
月・日・祝休み
月謝/12000円 |
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