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作品を生み出している過程が、いちばん楽しい時です

イラストレーター 土井川まりさん  |
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絵を描き始めたのはいつくらいからでしたか?

描き始めたきっかけがあった、というよりは、もう物心が着いたときには描いていました。幼い私が絵を描くのを好きなことに気づいてくれた母親が、描く道具をたくさん与えてくれたんです。それで私も、どんどん自然と描いていくようになりました。
描き始めると、一人の世界に没頭するように描いていたから、友達ともあまり遊ばずに、家にいては絵ばかり描いている私を、母親が心配してしまったくらいに(笑)、絵を描くのが好きだったんです。現在描いている、ボールペンを使って精緻に書き込むタッチのドローイングを描き始めたのは専門学校に入ってからですね。今はそのような絵を描いたり、クラブイベントなどで、その場でモデルを見ながら即興でライブスケッチを描いたりしています。 |
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作品づくりでいちばん楽しいときは?

作品を作るときに、頭の中に完成形のイメージがあるかというと、無いんですね。最初に出てくるのは、それこそ擬音にもならないような音のイメージ。それが頭の中に鳴っているさまを説明したくて、そのまま画面に描き写すというような感じといったらいいでしょうか。アニメーションを自分で作りながらそれを自分で見ているような感覚といったらいいかもしれません。それを生み出している過程が、私にとってはいちばん楽しいことなんです。
なにか外部からインスピレーションを受け、それを表現するという順序ではなく、自分の内側にあるものを淡々と外に出していく感じです。自分にとってはある意味、単純な作業なんですよ。 |
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今後やりたいことは?

最近、ある海外のDJから「CDのジャケットとして使わせてもらいたい」と声を掛けてもらったこともあり、自分の絵の出番が広がっていったらいいなと思っています。最近思うのが、平面に限らずいろんなものに展開してみたいということ。例えば、映像だったり、生地だったり。また人の体をキャンパスにして、自分の作品を描いてみるのも、やってみたいと思っています。 |
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土井川まりさんのサイト「オトシブミ」
http://www13.ocn.ne.jp/~higenaga/
取材・文/常山剛 |
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