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自社の名前がピンとくるような、新しいデザインを生み出したいですね

ステンドグラスコーディネーター
野武崇さん
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お仕事に就いたきっかけを教えてください。

ステンドグラスを制作している、サンディカリヴェール株式会社に勤務しています。創業者は父親なので、家業を継いだことになりますが、小さいころから毎日ステンドグラスを目にしていましたので、ステンドグラス自体には実は食傷気味だったんです。
それでなぜ、継ぐことにしたのかというと、いろいろな職を経験した後に実家へ戻り、その時にステンドグラスの材料となるガラスの、特に色彩について勉強したところ、これが非常に奥の深い物だと知ったんです。例えば、同じ色のガラスでも産地が異なるとで品質が大きく違います。主にアメリカ産の高級品と、中国産の大量生産品とでは製造の丁寧さが違うので、色合いや透き通り具合に差が出てしまうのです。それらを組み合わせて作るから、できあがる作品はどれも一点物になるのです。
そんなガラスの魅力に引き込まれたのが、今この職に就いているきっかけです。作品の制作については、技術的な部分は職人に担当してもらい、アイデアを考え、それを話し合いながら形にしていく、という形で分業しています。 |
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お仕事のなかでご苦労される点、嬉しい点を教えてください。

窓にはめ込むタイプのステンドグラスの需要がほとんどなので、一品一品オーダーメイドで作ります。そのため、まずはサイズや希望される色合いといったお客さまの要望を伺うことから始まります。人によって、昔ながらのアールヌーヴォー調を好んだり、その逆にシンプルなものを希望されたりとまちまちですので、それに応えるデザインを考えます。職人と相談するなかで「こんなのどうだろうね?」みたいな雑談からデザインができあがることもあります。
できあがった作品は綺麗ですが、その半面、制作作業は大変です。ガラスをハンダ付けするので服は真っ黒、ガラスの破片で手は傷だらけ、ガラスは重いので慣れるまでは持ち上げるのも一苦労です。ガラスは割れたら取り返しがつかないうえに、時には100万円以上する作品もあるので気を抜けません。労働環境でいったら3Kかもしれませんね(笑)。そのように自分たちが苦労をして制作した作品を、お客さまの自宅の窓に取り付けて、喜んでいただくときがいちばん嬉しいですね。 |
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目標としていることを教えてください

窓型以外に、ステンドグラスランプというものがあります。このタイプは、銅のテープを小さくカットしたガラスに巻き付け、ハンダでつなぎ合わせるという技法で作られますが、この技法を考案したティファニーにちなんで、ステンドグラスランプを「ティファニータイプ」とか「ティファニーレプリカ」と呼ぶこともあります。それだけティファニーのイメージが強いんです。このイメージを変えていくことが一つの目標のです。
日本にあるこの会社から、新しい技術でステンドグラスを生み出して、そのステンドグラスを指すときには「サンディカ」という名で呼ばれるような、そんなものを作りたいですね。
取材・文/常山剛 |
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サンディカリヴェール株式会社
東京都豊島区西池袋2-15-2
TEL/03-5911-2422
自分の作品を作れるステンドグラス制作教室や一日体験教室もあり。
http://www.syndicat-verrier.net/index.html |
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