|
 |
  |
歌い終わったときの拍手が、増えていく感じは最高です

シンガー
明本依子さん
 |
|
 |
 |
 |
シンガーとして活動してから、どれくらいになりますか??

歌を歌い始めてからは、もう10年くらいになります。本当にプロとしてやろうと心に決めたのは3年くらい前からですね。まあ途中、何度も歌をやめようと思ったこともあって…絵とか演劇とか、板前になろうとしたことも(笑)。でも、どの道に進もうとしても何かがやめさせてくれないような感じで、なぜだか音楽の道に戻っちゃうんですね。それで「プロになる」と決意したときに現在の師匠に出会うことができて、最近では、レッスンを受けながら、自分で作ったデモテープを送って、依頼をいただいたところや、エントリーできるところで歌っています。例えばバーであったり、ライブハウスであったり……いろいろな場所です。 |
 |
 |
 |
普段はどんなトレーニングをしているのですか?

自分の声を、思っている音に近づけるためにはボイストレーニング(いわば体内の筋トレ)だけではなく、体の外側の筋肉の力も必要だと思うので、筋肉作りもやっています。体力をつけるためにも。また、声の出し方を学ぼうとオペラを観に行ったり、映画を観て集中力を高めたり、小説を読んでみたり。そういう全てが、私にとってはトレーニングですね。筋トレから読書まで。例えば、何処かに遊びに行った時も、その時の楽しかったと感じたことが、表現するための糧になるとも思いますしね。自分の体を使って、声という音を発するので、健康管理も大事です。 |
 |
 |
 |
最も楽しい瞬間はどのような時でしょうか?

なによりも歌い終わったときの拍手が、増えていくのを感じたときは最高ですよ。そして、それが心の底からしてもらっている拍手だったことを感じるとき。
私の歌を聴いてくれた人たちや友達の表情で、その時の自分の歌の出来がとてもはっきりと分かります。そういう空気を共有できた、ということの嬉しさと言ったらないですよ。ただ単に歌うというのと、歌で表現するというのとは違うことを、近頃やっとつかんできたような気がします。
取材・文/常山剛 |
 |
 |
 |