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詞も曲も私の一部。
すべての歌に思い入れがある

シンガー
末上恵さん
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歌を始めたきっかけは?

何か趣味を持ちたくて、仕事を終えたあと、夜間のボイストレーニングの教室に通いはじめたことがきっかけです。父が歌が好きで、私も子供の頃、のど自慢大会に出て賞をもらったりしていました。もともと好きなことだから、趣味にできるかなという軽い気持ちでしたが、いっしょにレッスンを受けている人たちの本気ぶりに刺激され、「負けたくない」というライバル心がムクムクと湧き起こってきて(笑)。しだいに歌うことの魅力にのめり込んでいき、自分で詩を書きたい、曲を作りたいと思うようになっていました。 |
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ライブを始めるまでの経緯は?

私はバンドを組んだ経験もなく、楽器もできなかった。それで、レッスンを受け持ってくれていた先生に、知りたいこと、わからないことをどんどん訊いていったんです。本業はプロのミュージシャンであり、人気アーティストのプロデュースも手がけていた先生は、そんな私に真剣に向き合ってくれました。いま私が歌っていられるのも、そうした出会いがあったから。おかげでギターも弾けるようになり、少しずつオリジナルの曲もたまっていきました。ストリートライブなどで経験を積んだあと、本格的にライブハウスで歌うようになりました。 |
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どんな曲を歌っていきたいですか?

60〜70年代のアメリカン・ロックのような音楽をやっていきたい。じつは音楽の方向性も、先生から大きな影響を受けています。最初は、自分がどんな音楽をやりたいのかもわからなかったし、ボブ・ディランもニール・ヤングも知らなかった。けれど、すすめられるままに聴いたウエストコーストのミュージシャンにすっかり魅了されて。そういう音楽が生まれた場所に憧れ、何度かアメリカ西海岸を訪れたりもしました。そうしているうちに、ウエストコーストのロック魂がどんどん自分の中に入ってきたというか(笑)。あぁ、私はこういう音楽をやりたいんだなと。コンプレックスだったちょっとハスキーな声も、そういう歌には向いているような気がして。私は女ニール・ヤングになりたいんです。イーグルスのやさしさとシェリル・クロウの強さも欲しい。あと、リンダ・ロンシュタットのセクシーさも (笑)。 |
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【ご自身にとって歌とは?】

自分をいちばん表現できるのが歌。詞も曲も自分の一部。一曲一曲に思い入れがあります。歌うことは私の唯一の自慢かもしれない。ライブのあとでCDを買ってもらったときは、最高に幸せ。自分の歌が伝わった証拠だから。ライブでお客さんが書いてくれたアンケートは全部とってあります。いいことが書いてあっても、そうでなくても、ペンをとってくれただけでありがとうと言いたい。歌は趣味のつもりだったのに、いつのまにか何よりも大切なものになっていました。 |
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セカンドアルバム「TreasuresII」
KKPL‐1002/1800円(in Tax)
末上恵さんのホームページ
http://www.geocities.jp/no_tax_music/m_toppage.html
取材・文/水尾裕之 |
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