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ひとりひとりの可能性を伸ばせるスポーツ環境をつくりたい

調布第一小学校ハスキーズコーチ
麻雅幸さん
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子供たちにフラッグフットボールを教えるようになったきっかけはどんなものだったのでしょう?

私が社会人アメリカンフットボールチームの伊藤ハムハスキーズ(現・クラブハスキーズ)でプレーしていた頃から、何かチーム貢献をしたいと思っていました。伊藤ハムがスポンサーを降りてしまったとき、まずハスキーズをNPO法人化し、HUSKIES ATHLETE FACTORY(ハスキーズ・アスリート・ファクトリー)として社会人アメフトチーム・クラブハスキーズをトップに、子供から年配の方まで、世代やレベルに合わせたチームづくりのできる環境を作りました。もともと若い子たちを育成したいという思いがあり、はじめは高校生チームを作ろうとしたのですが、学校単位ではないクラブチーム的なものだと条件的に厳しかったんですね。そこでまずは小学生を対象に、知り合いの方の協力を得て調布市をベースにした『調布第一小学校ハスキーズ』をつくりました。2年くらい前からフラッグ教室を試み、昨年創部。今現在、調布の小学生10余名にほかの地域の子供たちも加わったりして、毎週土曜日に調布第一小学校のグラウンドで練習しています。 |
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フラッグフットボールというスポーツは、防具を着けない代わりに細長いフラッグを使う、いわば安全に行えるアメリカンフットボールですよね?

そうなんです。タックルの代わりに相手の腰につけたフラッグを取る、というのがアメフトとの大きな違いで、体を接触させるプレーがないというところで、子供や女の子でも安全性高くアメフトをプレーする楽しさを味わうことができます。基本的にアメフトというスポーツは、ポジションごとの専門的な役割をしっかり果たすことでチームプレーが成立するスポーツ。たとえば足が速ければボールをもらって走るポジション、体が大きく力が強ければブロックで相手を阻むポジション、など。自分の得意な能力を生かしながらチームワークを学べるという点で、子供たちの教育にも非常に役立つと言えるんですよ。 |
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そういったアメフト、ひいてはフラッグのよさはご自身のアメフト人生の中で実感されましたか?

はい。実は中学までは体育もそんなに得意でなく、野球部に所属していたもののいまいちピンと来ていませんでした。高校入学前の1月に観たボウルゲーム(社会人vs.学生の天王山の試合)が印象的だったこともあり、高校ではアメフト部に入部。そこで自分の得意な部分が認められて1年生から試合に出られたんです。そしてチームに貢献できた。そこから“自分にもできることがある”と自信が持てるようになりました。ですから、浪人したときもどこかに自信を持って大学受験も乗り越えられました。そんな自分の経験もありますので、人の可能性は1つのことがダメでもほかがある!ということを、フラッグやアメフトを通じて、色々な人たちに伝えたいと思うんです。 |
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今現在、子供たちにフラッグの指導をすることで得られているものはありますか?

そうですね、フラッグ初心者の子供たちを“ゼロから育てる”、その過程を一緒に楽しめるということでしょうか。彼らはあるとき突然、化けるんです。できなかったプレーが急にできるようになったりして。そのときの子供たちの嬉しそうな顔はなんとも言えないですね。 |
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●ハスキーズ・キッズBlog: http://huskiesflag.seesaa.net/
取材・文/スタイルワークス |
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