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パントマイムを職業として確立させたい!

パントマイム
町田裕明さん
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パントマイムに最初に出合ったのは?

姉が読んでいた少女漫画「ガラスの仮面」にパントマイムのシーンがあったんです。高校生で風邪ひいて寝込んでいたときに、読みあさっていて「お〜すげ〜、こんな世界もあるんだ」って。その影響もあって大学に入って演劇を始めることに。でも4年くらい続けた時点で「この世界でオレは勝負できないな」って思ったんです。ボクは職業として人前に立つことを選択したかったので、小さい頃からお芝居やっている人と肩並べても無理。そこで自然とパントマイムに移行していきました。最初のレッスンでの衝撃はすごかった! 壁とか、風船とか、もう魔術みたいにリアルで的確で。パントマイムって想像が無限大に広がっていく。おもしろい世界だなって感じました。 |
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実際に演じてみてどうでした?

教室が週2回で、それぞれ独自でソロ作品を創って発表する、というスタイルだったんです。最初はなんでこんなに出来ないんだろうって、本当に出来るようになるのかなって、毎日思っていました。悔しかったので教室のない日も、毎日夜中から朝まで寝ずに公園で自主トレーニングしてバイト行く生活。ただがむしゃらでしたね、20代前半だから出来たんだと思います。その甲斐あってか、3ヶ月が経過したころ、今まで全然形にならなかった壁とかが、あたかも目の前になるようにリアルに感じられ、自分でもやれている!っていう実感が掴めた。いや、嬉しかったですね。どの技術も基本的には一緒で、形になるまでに時間がかかるんです。身体に覚えさせるまで約3ヶ月くらい必死に自主トレして、また次の技術に挑戦していく。その繰り返しですね。結局教室には3年ほど在籍していました。 |
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フリーで活動を開始したのは?

自他共にパントマイムの技術がついてきたな、と感じたときにホテルのイベントなどで大道芸のピエロの仕事を始めました。でも日本ってパントマイミストはたくさんいるのに、パントマイミストを職業として成立させている方は少ないんです。ある意味ボクも目標としている「水と油」という日本隋一のパントマイム団体も、最近では活動を休止してしまいましたし。もっと日本のパントマイムを元気にしていきたいし、職業としても確立させたい。そこで自らパントマイム・カンパニーを創ろうと思い立った訳です。 |
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『Walker』というパントマイミストの集団ですよね?

はい、ボクが「こんなのできたらいいな」と考えていた企画や作品を実現させている団体です。現在3人のメンバーで2ヵ月に一度のハイペースで、新作をクラブイベントなどで発表しています。他にもオファーがあれば『Gの嵐』や『おかあさんと一緒』などのテレビ出演、イベントにも積極的に参加。テレビの影響はやはりすごいですね。全国ネットなので古い友人から連絡をもらえたり、その放映を見た別番組からオファーがあったりと、そのスピードと影響力に驚いています。始めた当初は発表の場を、海外のフェスティバルや舞台を中心に考えていたこともありました。でもやはりパントマイムで社会的な地位を築きあげたいですから、日本の社会に進出していくことを第一優先にしています。パントマイムって体全体を使って表現する、声のないパフォーマンス。想像力を掻き立てるし、無限のパワーがあると思うんです。その素晴らしさやエネルギーを、1人でも多くの人に感じてもらえたら最高ですね。
取材・文/スタイルワークス
Walker HP http://homepage2.nifty.com/daidogei/walker/ |
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