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私が私であるために続けています!

パフォーマー
ホナガヨウコさん
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パフォーマーを志したきっかけは?

高校入学当初に、身体を駆使した現代演劇を初めて観て、ものすごい衝撃を受けたからです。今まで古典的な演劇しか知らなかった私はスピード感の心地よさや鍛錬された動きの魅力、ロックバンドのライブのような爆音と光の使い方の美しさに、ただ魅せられてしまって。それまで抱いていた演劇のイメージが覆され、初めて「舞台ってかっこいいんだ!」と思いました。小さい頃から絵を描くのが好きで、割とおとなしい性格だったんですが、この大胆でダイレクトな表現方法に新鮮な興奮を覚えました。そこにある瞬間が全てであるかのように、ものすごいエネルギーを発している舞台。それを同じ空気の中で直に感じて、とにかくドキドキしっぱなしでした。あれはきっと舞台に恋をしてしまったんだと思いますね。 |
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その後、すぐに舞台の世界へ?

はい。高校の演劇部に入り、役者はもちろん、舞台監督や作・演出、ダンスの振付をやることもありました。どちらかというと体を使った芝居だったので、発声からストレッチ、筋肉トレーニングまで舞台に必要な身体の基礎体力はそのとき養いましたね。筋肉つきましたよ〜(笑)。その後、大学進学後もしばらく芝居を続けていたんですが、その頃から演劇以外にも興味の幅が広がっていきました。映画や音楽、現代美術やパフォーマンス、そして舞踏やロシアアヴァンギャルド……そこには言葉に制限されない開放的な身体の動きや、既成の美術を覆していくという前衛的な考え方があり、こういった新しい出合いを通して自分の好きな方向性というものが段々と見え始めて来たんです。そこでジャンルにこだわらず、おもしろいと思ったことを舞台というスタイルで自分好みに創っていってみよう、ここからパフォーマーとしての私がスタートしました。元々、言葉だけでなく美術や音楽、動きのおもしろさ等、全体の企画や構成を考えるのが凄く好きなんでしょうね。現在はその集大成ともいえる「音体パフォーマンス」という表現方法で作品を発表しています。 |
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その「音体パフォーマンス」というのは?

コンセプトは「音のような体を感じる動きの遊び」。バンドの演奏と共に舞台に立った時、人間の身体もひとつの楽器みたいって感じたことから生まれました。音と体がセッションすることで、視覚的にも音楽を感じられたら気持ちいいですよね? ダンスとも言えないし、演劇とも違うし、私にとって体が動くことと舞台上で音が流れることは同じ感覚なんです。基本的にはライブでやる音と体の即興のセッションが一番好きなんですが、最近は共通のイメージを決めて物語性を持たせ、全体を演出することにこだわっています。 |
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今後の展望や希望は?

観た人に喜んでもらうことが前提で、最終的にはいつもちゃんと自分らしくありたいですね。自分が思い描いたものを実現するという、たったそれだけのシンプルな作業が意外に難しいんです。自分で演出・構成・出演をする作品を年に1〜2本提示するようにしているのですが、音楽・衣装・メイク・映像・美術・場所など全てにおいて丁寧に選んでいます。そして何より共感し合える素敵なアーティスト達との作品創り。舞台が大好きだからこそ、妥協はしたくないんです。毎回違った試みをしているので常に挑戦の連続です。勇気もいるし、でもだからこそ楽しい。いろんなことに興味がある自分にとって、舞台という総合芸術は可能性に溢れた最高の場所! 今年の夏にフランスのアートイベントで野外パフォーマンスしたんですが、そこで出会った他の国のアーティスト達やお客さんとのコミュニケーションを通して、言葉に頼らないアートの柔軟性の素晴らしさを強く感じました。仰々しく言うつもりはないのですが、お互いを知ることと敬うことが世界平和につながるんだろうなあと素直に思いました。それを促す一端に自分もなりたいです。マイペースながら今後も続けていきますので、是非一度、観に来てくださいね
取材・文/スタイルワークス |
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ホナガヨウコ HP
http://www.honagayoko.com
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