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神への儀式の際に生まれたダンスですが、披露するのは権力者の前。それらのダンスが王侯貴族の遊興のひとつになるのに時間はかかりません。裕福な階層で育まれたダンスは、時代を下るごとに洗練され、体系化されていきます。また貴族階級の人々が集まる際の社交の道具、知識は嗜みのひとつにも発展していくのです。社交ダンスとバレエが代表的なものですが、王侯貴族たちが自ら踊るものと、ダンサーの姿を楽しむものと分かれていった点はユニーク。見るだけだった権力者も踊る楽しさに気付いたのでしょうか。 |
| 社交ダンス |
最近映画の影響で、日本でも習う人が増えている社交ダンスですが、その種類は多く一口に説明はできないほど。
源流は中世ヨーロッパの宮廷舞踊で、特にイギリスではエリザベス1世が、フランスではルイ14世がダンス好きで、王室にダンスを広めたそうです。ルイ14世は、舞踏会用の社交ダンスと、舞台上のバレエを明確に分けたともいわれています。
社交ダンスはヨーロッパ的なモダン系と、南国的なラテン系に分かれ、競技種目としてはモダンのワルツ、タンゴ、スロー・フォックスロット、クィックステップ、ウィンナーワルツと、ラテンのチャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの、計10種目。パーティで踊るダンスには、ブルース、スクエアルンバ、マンボ、ジルバ、アルゼンチンタンゴなどがあります。 |
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| ワルツ |
| 三拍子の音楽に合わせてステップを踏むダンス。モダン系では最初に覚えるダンスです。 |
| タンゴ |
| ヨーロッパ風のコンチネンタルタンゴと、南米風のアルゼンチンタンゴに分かれます。リズムよく、力強くステップを踏むのがポイント。 |
| スロー・フォックスロット |
| 軽やかな足さばきが狐の小走りのように見えることからついた名前。スローテンポのジャズやブルースに合わせます。 |
| クィックステップ |
| フォックスロットから派生したステップ。スピーディでアップテンポなジャズに合わせます。 |
| ウィンナーワルツ |
| ワルツの原型で、アルプス地方に伝わるレントラーと呼ばれる民族舞踊をベースにした、ウィーンの宮廷舞踊が発祥とされています。ひたすら回転します。 |
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| チャチャチャ |
| キューバが発祥で、スペインの影響の強い音楽がベース。ツー・スリー・チャチャチャのリズムで、チャチャチャで足をクロスさせます。 |
| サンバ |
| ブラジル音楽にのってステップを踏むダンス。上流階級が室内で踊るダンスで、リオのカーニバルなどで団体で踊られるものは庶民的なサンバを融合したもの。 |
| パソドブレ |
| パソドブレとは、スペインの闘牛場で、牛とマタドールと呼ばれる闘牛士が入場する際の音楽のこと。マタドールっぽさを表現します。 |
| ジャイブ |
| ジルバを競技用にしたステップ。アップテンポのジャズをやロックで踊るダンスで、最も動きの激しいダンスでもあります。 |
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| ブルース |
| 本来はアメリカの黒人の間で踊られていたダンス。ステップは簡素で、初心者が最初に習うステップでもあります。 |
| スクエア・ルンバ |
| フランス系ルンバで、スクエア=四角を描くようにステップを踏みます。 |
| マンボ |
| 他の社交ダンスは男女がペアで手を組んで踊るスタイルが基本ですが、マンボは男女が離れて踊るため、表現は自由自在になります。 |
| ジルバ |
| ジルバは和製英語で、本来はジッターバグ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などで見られるように、アメリカ映画で若者がダンスパーティなどで踊るダンスです。 |
| アルゼンチンタンゴ |
| 曲にはアコーディオンに近い、バンドネオンと呼ばれる楽器を使います。女性の足が男性の足に絡んだり、セクシーなステップもあります。 |
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| バレエ |
諸説ありますが、イタリアで生まれ、フランスで育ち、ロシアで発展したとされているのがバレエ。
ルネッサンス期のイタリアで王侯貴族の宮廷舞踊とされていたバレエですが、イタリアのカタリーナ・デ・メディチがフランス王へ嫁ぐ際に、フランス宮廷に持ち込み宮廷で人気となりました。さらにルイ14世が自らも踊るほどバレエ好きだったため、体系化されこの時代に基本が成立。舞台上のダンスと確立されました。 |
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