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資格・趣味講座TOP特集・記事一覧インタビュー > 原千晶
アロマは自分自身の姿に“気付く”アイテム。アロマを通じて、自身をみつめたい!悩みを解決したい方のお手伝いをしたい!
原千晶 芸能活動で忙しい中、アロマの魅力にハマり、コーディネーターとインストラクターの資格を取得。先日、アロマの講師としてのデビューを飾った原千晶さん。なぜアロマにハマったのか、アロマの魅力等をお聞きしました。
 原千晶
はらちあき


1974年生まれ、北海道帯広市出身。94年第21代「95クラリオンガール グランプリ」でデビュー。女優、バラエティ番組の司会、レポーターと、ジャンルを問わず、幅広い場で活躍。最近では、健康雑誌「ボディプラス」(実業之日本社)6月23日発売号より、アロマをテーマにしたエッセイを連載。2004年、日本アロマコーディネーター協会主催のアロマコーディネーターと、インストラクター資格を取得。
原千晶――資格まで取得されたアロマテラピーですが、そこまで魅せられたのは何かきっかけがあったのですか?
もともと香りは好きで、敏感でもあったんですよ。3年前の28歳あたりから、さまざまなことで悩んでしまっていて。ちょうど女性は結婚される方の多い年齢ですよね? 友達が結婚や出産を経験したり、仕事を持っている友達も役職に就くなど、目に見えて変化がある。でも、私はそれまでがむしゃらに働いてきたけれど、わかりやすい発展がなかった。仕事はあるのだけれど、私、これでいいんだろうか、と悩んでいたんですね。そんな心身ともに疲れているときに、アロマテラピーという香りで癒される方法があるというのを雑誌やテレビで知り、アロマポットをショップで購入して試してみるようになりました。当時はなんとなくいい香り、心が癒される……ぐらいでした(笑)。

――スクールに通われたんですか?
香りに興味が出てきて、こんなに好きならこの世界を勉強してみるのもいいんじゃない、なんて、軽い気持ちでスクールを探しました。ホームページで検索した結果、カリキュラムなど、知りたいことが見やすくわかりやすいスクールに決定。2003年の3月から通いました。

――いままで嗅いでいたものを勉強されて、いかがでした?
ひと言でいうと、奥が深い! もう、簡単すぎる表現ですが、本当にその言葉がぴったりなほど、単純に奥が深い(笑)! 植物から取れる凝縮されたエッセンスである、アロマエッセンシャルオイルを学ぶのですが、一つひとつのオイルにしっかりとした主張があるんですよ。例えばレモンの香りはリフレッシュできる、と経験でわかりますよね? 心がスキッとします。でも、実はその成分を調べると感覚的なものではないんですよ。人間のカラダは疲れると疲労成分である乳酸が出ます。レモンはその乳酸を除去する働きを持っているんです。そしてそれが学生時代に理科の授業で習った化学記号で表すことができる。このように、なんとなく、という感覚でいたものが、科学的に立証されて存在していることを知りました。

――どういった資格を取得されたのでしょうか?
資格は日本アロマコーディネーター協会主催の、アロマコーディネーターとインストラクターの資格を取得しました。また、マッサージの技術も取得したんですよ。私が通ったスクールのマッサージの授業では、卒業前に5人に一ヶ月、週1回ずつ、マッサージを施すという課題がありました。実際にマッサージを施術して、自分がどう感じるのか、お客さまにどう伝わるのかの実践的課題です。

原千晶――実践はいかがでした?
マッサージする前に、お客さまが現在どういう悩みを解決したいのか、ことこまかにカウンセリングします。ただ疲れている、でもいろいろ聞き出すうちに原因が見えてくるんですよ。マッサージのオイルには、ベースオイルにその方の悩みに合ったアロマエッセンシャルオイルを3、4種類調合し加えたものを使用します。カウンセリング後、施術者がその方にもっとも合うオイルを選び出すのですが、ことらも人間ですから知識にプラス、カンが必要になります。悩みに作用するといっても好みの香りでなければまったく意味をなさないので、いくつか選び出してお客さまに香りを嗅いでいただき、使用するものを決めていきます。

――香りには好みがありますよね?
そうそう、お客さまのために選んだものが「これ、いいわね〜!」なんてぴったりすると、よかった〜!って(笑)。私も嬉しいので、「このオイルはね、こうこうこうで……」と説明に力が入ってしまう(笑)。逆に「この香りはちょっと……」なんて拒否されると落ち込みますね。香りって不思議なんですが、体調や精神的なもので、先週この香りが心地よかったのに、今日は嫌な香りに感じてしまう。だから、「今日はこれがいいと思われましたが、次回はまた違う香りを好むと思いますよ」なんて説明すると、次回も楽しみに来てくれる。化学成分でできているのに、非常に神秘的。そういうところも奥が深い(笑)。

――好みの香りが変化するのは不思議ですね
香りがお客さまを呼ぶこともあるんですよ。例えば、「胃が痛い」という方がいる。西洋医学の分野になりそうですが、カウンセリングを続けるうちに、ストレスからの胃痛ということが解明できたりする。ストレスを取り除くオイルを選ぶのですが、この中に胃痛に働きかけるオレンジを入れておくと、お客さまは胃痛=オレンジという知識はないのに自ら選ぶことがあります。すごいでしょ?

――カウンセリングで落ち込むとのことですが……
肌を触れ合わせるものなので、相手の悩みの、負のパワーに負けそうになることがあります。マッサージの実習のときに、一時非常に悩んでしまって。選ぶオイルをことごとく拒否されたりすると、私だって疲れてる、あなたのためにこんなに考えたことなのに、なんで拒否するの!? なんて(笑)。スクールの先生に相談したら、「アロマと聞いて何のオイルを連想する?」と聞かれて、ラベンダーと答えました。そうしたら、「ラベンダーには流すというパワーがある。ラベンダーでいましょうよ、原さん。私は赤でも青でもない、紫なの!って。どっちでもない中間なのって」とアドバイスされて。なるほど〜と考えを改めました。

原千晶――アドバイスでどのように考えが変わったのでしょう?
私、それまでなんとなく“やってあげている”という気持ちがあったんですね。そうじゃない、他人にマッサージにしろ、アロマテラピーにしろ、“やってあげる”なんて、なんておこがましいことを考えていたんだろう、と思いました。それからは私にとって、アロマは“何かに気付くフィルター”なんだと思うようになりました。

――“何かに気付くフィルター”とはどういう意味でしょう?
すごく疲れた、もやもやしているが何が原因なのかはわからない、藁にもすがる思いでアロマテラピーを受けた。アロマテラピストが「きっとあなたには○○が合いますよ」といってくれた。その成分を聞くことで自分の精神が鏡を移すように理解できた。その原因に行き着いたのは、オイルの手助けがあって、アロマセラピストはそこまで導いただけ。原因は本人がちゃんと“気付いた”。そう思います。“気付いた”先は、ハリを利用する、整体を受ける、なんでもいい。アロマを通じて、悩みに対しての視野を広げられることが大事だと思います。

――今後はどうアロマと関わっていかれるのでしょう?
私自身もそう。アロマと出合う前は自分を見失いかけていました。今は、自分自身が見えるようになりました。勉強をしたい、という方がいれば教室を開いたり、知り合いに請われればマッサージもしたい。たった1時間の触れ合いの中で、香りの話しをして、相手はもちろん私も香りに関わることで自身のマイナス面に“気付く”。それは心身のバランスを保つことにつながると信じています。

――ありがとうございました。3年前の原さん同様、悩みを持つVeeスクールのユーザーに、ひと言アドバイスをお願いします。
私は香りが好き、という小さなきっかけから自分を見つめさせてくれるアロマという、一生関わっていきたい存在に出合うことができました。たまたま選んだアロマのスクールの先生や生徒さんが、ステキな方たちばかりだったというのも、アロマの世界にハマった理由のひとつですね。スクール通いを続けるのは難しいものです。私には、同じスクールに通う“同士”がいました。友達ではなく、同じ目標を持つ“同士”。個人レッスンもいいですが、同じものを目指す仲間がいるのも、スクール通いを成功させるコツのひとつかもしれませんね。
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