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撮りためたら発表の場を作る! 小さな活動の積み重ねが、自分のやりたいことにつながる! 撮りためたら発表の場を作る! 小さな活動の積み重ねが、自分のやりたいことにつながる!
現在、ブログで大人気の「はっちゃん日記」を制作、運営する八二一さんは、実はご夫婦でもある来秀則さんと藤原なつみさんのユニット名。ブログだけでなく、お二人が撮影したネコの写真集は評判が高く、ネコ好きの間では知らない人はいないほど。そんなお二人に、はっちゃんとの出会いやネコを撮影するコツ、カメラマンを目指すユーザーへのアドバイス等をお聞きしました。
八二一

はにはじめ
男女二人組みの写真家。『猫びより』(日本出版社)などの雑誌で連載を持つほか、ペットを撮る写真講師として「おしゃれ工房」(NHK教育)に出演。超ヒットブログではほぼ毎日、愛らしい彼らの相棒「はっちゃん」の姿を配信。近著に『hatch! はっちゃん日記』(青心社)がある。

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はっちゃん日記
http://sky.ap.teacup.com/hani/
八二一
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(当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。)

応募は2006年3月8日をもって終了させていただきました
藤原なつみ――もともと動物がご専門なのですか?
来さん 初めから動物カメラマンを目指していたわけではありません。スタジオでカメラマンをしていました。
藤原さん カメラマンというと自由な感じがしますが、スタジオで商品を撮るのは時間に拘束された仕事ですので、サラリーマンと同じです。ネコは仕事とは別に撮っていました。
来さん たまたまネコが好きで、路上観察が好きで、ネコの写真や路上の気になるものを撮り続けていたら写真がたまってきて。外で撮影したネコの写真展を行ったのがきっかけで、ペット系の雑誌に声をかけてもらうようになりました。

――はっちゃんとの出会いを教えてください。
藤原さん ある雑誌の依頼で、公園のネコの写真を撮っていたんですね。はっちゃんは、神戸の公園に住んでいるネコだったんですよ。
来さん 顔もしぐさも性格もかわいい! 今まで見てきたネコの中でもはっちゃんのユニークさは突出していました。写真に収めようとすると目があって。時間が経つほどに近い距離で撮影させてくれる。どんどんおもしろいポーズをするんですよ。これはいい被写体だ、と。
藤原さん もともと白黒のネコが好き。はっちゃんのファンになって、しょっちゅう足を運んでいたら、公園でネコの世話をされている方に、「里親を探しているけれど、どうですか?」って。

――当時、はっちゃんはいくつだったんですか?
藤原さん 1歳を過ぎていました。大人になった外ネコを飼う!? そんなことできるのかな、と半信半疑で、でも一緒に暮らしたかったから、里親になることにしました。
来さん 自宅までの電車の中では、キャリーバッグの中で大人しくしていました。
藤原さん 家に着いたら、ホットカーペットが気に入ったみたい(笑)。4日目あたりからは、大股開きでこ〜んな(両手を上に思いっきり上げて)リラックスしていました。

――はっちゃんという名前には理由があるのですか?
来さん 公園ネコのときから「はっちゃん」と呼ばれていたんですよ。
藤原さん さすがに病院で「はっちゃんさん」と呼ばれるのはなんなので、「ゃん」をとって「はっち」という名前にしました。「はっちゃん」は愛称です(笑)。

来秀則――ブログが大人気ですが……
藤原さん 私たちは、はっちゃんがかわいくて、おもしろくて、「はっちゃんがこんな格好したんだよ〜! 見て見て!」という感覚なんですね。ですから、こんなに人気が出るなんて驚いていますし、感謝しています。
来さん 最初は、ただかわいい、ユニークなしぐさを撮って、それをみんなに見せたいがために撮っていましたから、気軽というか責任がなかったのですが、今は見る側の視線を考えつつ撮るようになりましたね。

――写真や、あのくすっと笑わせてくれるコメントは、どちらがセレクトなんですか?
来さん 藤原です。セレクトも書籍のコンセプトなども、藤原が仕切っています。僕もこれがいい!と主張するんですけどね。ボツにされることが多い(笑)。
藤原さん 写真自体はどっちが撮影したのか、わからなくなるくらいの量を撮影しています。正直、どちらが撮ったっけ?ということがしょっちゅう。いい!と思うとお互い、自分が撮ったと言い張っています(笑)。
来さん カメラを途中で交換するので混ざってしまうんです。どちらの写真という仕分けはしていません。。

――ネコの写真を撮るコツを教えてください。
来さん カメラはケースにしまわないで、その辺に転がしておく。
藤原さん 用意する間に、別のポーズをしちゃいますからね。
来さん それから、みなさんピントが合わないとよくおっしゃいますが、多くの場合、ピントではなく手ブレです。つい片手で構えてしまう人は、両脇を閉めて構えて撮ったほうがきれいに撮れますよ。それに毎日撮っているとだんだんわかってきますよ。
藤原さん はっちゃんのブログも何十枚という中から選んでいます。一枚で失敗したと落ち込まないで、たくさん撮ってみてください。これは!と思うものがあると思います。
来さん 外のネコはゆっくり近付いて。
藤原さん 外で出会ったら、やさしく声をかけたり、褒めたりします。
来さん そうそう、いいね〜、かわいいね〜、すごいね〜!って。
藤原さん ネコに楽しそうと思ってもらえると、成功しますよ。

はっちゃん――カメラマンを目指すVeeスクールユーザーに、アドバイスをいただけますか?
藤原さん カメラマンになるためには、基本的な知識は当然のことですが、あとはどれだけ自分の作品を作れるか。
来さん 作品といっても大げさなものではなく、何でもいいんです。気になるもの、自分が撮りたいものを撮り続けることが大事。これをやらなきゃではなく、撮りたいものなら何でも撮っておいて。
藤原さん 撮りためると人に見せたくなるでしょ? そうしたら写真展を開くとか、インターネットを利用するとか、次の段階に進めます。そして、また撮って発表して。
来さん 僕たちもずっと好きなものを撮影してきました。ネコ以外では例えば、駐車禁止の看板や、ガムテープの利用法。ガムテープを使って修復されている家などを写真に撮ったものです。そのほか、街で見かけるペットボトルとか。そういった中でネコを被写体にしたものを写真展やサイトで発表するうちに書籍化のお話をいただいて、それを見た別の出版社から声がかかり……。ことを起こさない限り、前にも進めない。何でもいいと思います。たくさん撮影した中で、何が自分にとって必要なのか、時間がセレクトしてくれると思います。

――カメラマンに限ることではなく、夢を探すためのアドバイスでもありますね。最後にお二人の今年の抱負を教えてください。
来さん 今後ははっちゃんもので3冊の書籍のお話がありますので、それを完成させたい。4月には写真展も予定しています。
藤原さん ネコだけでなく、前述したほかの被写体も発表の場を作りたい。今年は忙しくなりそうですね。

――ありがとうございました。
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