| バナナの木が紙になる!? 本当!?と思えてしまうこのプロジェクトを描いた『ミラクルバナナ』。プロジェクトを成功に導くヒロイン、幸子を演じる小山田サユリさんに映画の見所をお聞きしました!
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小山田サユリ
Sayuri Oyamada
1975年新潟生まれ。主演の99年『ボディ ドロップアスファルト』でデビュー。ヒロインを演じた行定勲監督の03年『Seventh Anniversary』や篠原哲雄監督の03年『オー・ド・ヴィ』での透明感あふれる演技と存在感で一躍脚光を浴びる。06年『好きだ、』(石川寛)など映画を中心に活動する一方、「ライオン クリニカ クイックケア」や「NTT DoCoMo 関西」のCMなどでも活躍している。 |
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| (C)2005ミラクルバナナ製作委員会 |
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『ミラクルバナナ』
タヒチと間違えて派遣された先はハイチ!? 大使館派遣員としてハイチ共和国へ赴任した幸子。現地の暮らしに溶け込む幸子だが、学校に通えない、ノートを買えない子供の存在を知り、ハイチの国の現状を目の当たりにする。そんな時、家族から届いたビデオにはバナナの木から紙を作ったという大学教授の姿が! バナナの木から紙を作ったら……!? 果たして幸子はバナナの紙を作れるのか!?
監督・脚本/錦織良成
出演/小山田サユリ、山本耕史、アドゴニー、緒形拳
製作・配給/ミラクルバナナ製作委員会
制作/エキスプレス
9月16日シネマート六本木ほか全国ロードショー
http://www.miracle-banana.com
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――映画の舞台がハイチと聞いて、どう思いました?
私が演じる幸子は、タヒチと間違えて大使館ハイチ共和国派遣員に応募するんですね。実は私もこの映画に関わるまで、ハイチがカリブのどこにあるのかわかりませんでした。もちろん訪れたこともない。実際のロケはドミニカ共和国内のハイチの雰囲気に近い場所で行いました。海外の仕事ははじめてではないので不安はなかったのですが、ものすごく暑い国と聞いていたのでその点がちょっと心配でした。1月の凍てつくような寒さの中、日本の名古屋と美濃での撮影が最初に行われたんですが、少し体調を崩してしまって。真冬から真夏へ移動するので体調が心配でした。
――ドミニカでの暮らしはいかがでした?
暑かったですね〜(笑)。太陽が刺すような暑さ。でも湿気がなくからっとしていて、非常に過ごしやすい気候でした。出発前は大丈夫かな、と心配していたのですが、現地の太陽を浴びたら元気になっちゃって(笑)。気候に加えて現地の人々の人柄が私のエネルギーになったのかな。陽気で温かく、からりとした気候のように気持ちのよい地元の方たちと接することができて、私も元気をもらえました。
食事は日本人と同じくお米が主食で、豆料理をかけて食べたりおいしかったです。バナナの料理が多くて驚きました。日本人のようにフルーツとして食べるというよりも、野菜感覚で調理している。フライにしたり、天ぷらのように衣を付けて揚げたり。火を通すとおいものような味になるものがあり、これもおすすめですね。ハイチではフランス語が使われていて、現地の人と話すシーンではフランス語での会話が必要でした。実は5、6年前にフランス語を勉強した時期があったんですが、ぺらぺらというわけではありません。ハイチ出身のスタッフや役者たちとコミュニケーションがとれるのか心配ではありました。ジャック役のスタンリーくんは、俳優ではなくハイチ出身の元気な男の子。その彼と仲良くやっていけるのか……。でも、接していてわかりました。言葉って関係ないんですね。それもこの映画で得たことのひとつです。
――今までの役柄とはイメージが違いますが……
そうですね。弱そうでいて諦めない、幸子は今までにない役だと思います。ポジティブで元気で明るくて、あれ? と思っても「なんとかなるっしょ!」と流すことができる。脚本を読んだとき、バランスが難しいと感じました。明るすぎて何も考えないように見えてしまっては観た方は共感できない。悩みすぎても幸子のよさは表現できない。バランスが重要だ、と。日本でのロケはちょっと悩んでしまったのですが、ドミニカの太陽を浴びたら、スコーンと抜けてしまいました。幸子と同じ「なんとかなるっしょ!」という感じ。
――ご自身と幸子は違うタイプですか?
似ているところもあるし、逆の部分もありますね。幸子は悩まず家族に相談もせず、派遣員になりたい!と思ったらポンッと日本を飛び出せる勇気を持っている。私は細かく悩んでしまうほう。でも決めたらすぐに行動ができるんですね。私、1人旅が好きなんですよ。悩むけど、旅に行こう!と決めたら次の日にはいない、即効で出かけちゃう(笑)。ちょっと似てますか?(笑) 幸子とは似ているいない、というよりも、私にとっては見習いたい女性です。
幸子は何も知らないで向かった先で現地の状況を勉強して、さまざまな経験をして成長してひとつのプロジェクトを成功させる。私も幸子のように現地での経験を積んで成長して、この映画というプロジェクトを完成させていった。撮影が終了して感じたことですが、幸子と一緒に成長したような気がします。
――本作の見所を教えてください。
学校に通えない子供、ノートが買えない子供がいる、カリブの最貧民国であるハイチですら捨てられているバナナの木を紙にする。非常にメッセージ性の強い映画だと思います。でも、気負いなく観てほしい。子供から年配の方まで、誰もが心が温かくなる映画です。幸子のあきらめない気持ちよさ、決して逃げない強さ。「なんとかなるっしょ!」というポジティブな精神。日本の冬景色とカリブの国の太陽のまぶしさというコントラスト。すべてを感じてほしいです。
――元々女優志望だったのですか?
まったく考えていませんでした。今でも、なぜ私はここにいるんだろう、と思うことがあります(笑)。短大に通っていた頃スカウトされて、この世界に入りました。これがやりたい!と勢い込んで入った世界ではないので、一つひとつ仕事を積み重ねて最近やっと女優として前に進んでいこう、と思えるようになったような感じです。つい悩んでしまうので、目標とかやってみたい役というものを設定せず、目の前のことを納得できるまで一生懸命こなしています。
――Veeスクールのユーザーに夢を掴むためのアドバイスをいただけますか?
少しでも興味のあることに出会えたら、何でも挑戦してみるといいですよ。昔フランスが好きで、ただそれだけでフランス語を習っていました。本作でそれが非常に役立っています。習っている当時は、あとで役立つだろうなんて思っていたわけではありません。でも経験ってつながるんですね。経験したことは直接夢を掴むために必要ではないかもしれませんが、必ず財産になります。やりたい、と思ったことはチャレンジしてみてください。そして、私のように今できることをコツコツこなすことも、実は夢を掴む近道になるかもしれませんね。
――ありがとうございました。次回作を楽しみにしています。 |
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Q1 趣味を教えてください。
最近アクリルで絵を描くことに凝っています。題材の対象になるものは何でも自由に描いています。
Q2 休日は何をしていますか?
アクリル画を描いてますね。それから、大きな仕事のあとは、自分をリセットするために実家へ帰って、仕事を忘れます。
Q3 女優でなかったら今何をされていると思いますか?
保母さんですね。保育科の短大を卒業しまして、実習も経験しましたし、資格も持っています。
Q4 もし資格をあげるといわれたら、何がほしいですか?
介護の資格がほしいです。時間を取れたら勉強したいですね。
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