| 単行本、文庫本合わせて30万部を売り上げたホラー小説『親指さがし』が待望の映画化! そこで、今回は原作者の山田悠介さんに、映画の見所や小説家を目指したきっかけ等をお聞きしました! |
  |
 |
山田悠介
Yusuke Yamada
1981年東京都出身。19歳で『リアル鬼ごっこ』を自費出版しデビュー。口コミで評判が広がり、70万部を超える大ベストセラーに。その後『親指さがし』『×ゲーム』(幻冬舎)、『パズル』(角川書店)など、“死のゲーム”を描き、若い世代に現代ホラーの静かなブームを起こしている。 |
|
|
 |
  |
 |
 |
 |
| (C)2006映画「親指さがし」製作委員会 |
|
『親指さがし』
12歳の夏、小学校の屋上で“親指さがし”をした由美子、武、知恵、智彦、綾、信久の6人。他愛のない遊びのはずが、“親指さがし”をしようと提案した由美子だけが姿を消す。8年後、母校での同窓会に参加した5人は、もう一度“親指さがし”を始めてしまう……。次々と発見される親指のない死体、“親指さがし”の発祥の地といわれる不気味な洋館、果たして犯人は!? 行方不明の由美子は!?
監督/熊澤尚人
原作/山田悠介『親指さがし』(幻冬舎)
出演/三宅健、伊藤歩、松山ケンイチほか
8月26日池袋シネマサンシャインほか全国ロードショー
http://www.oyayubisagashi.com
|
|
| 山田悠介さんのサイン付き原作『親指さがし』(幻冬舎)を3名様にプレゼント! 詳しくはココをクリック! |
|
 |
  |
――映画化の話をいただいたときの感想を教えてください。
2、3年前にいただいたのですが、やった! よっしゃ! という感じ(笑)。やはり、自分が文章で描いた世界が映像になるというのは、感動でした。しかも、主演は世代を問わず人気の三宅健さん。主人公、武のイメージにぴったりでしたし、武を支える友達には若手の実力派俳優が顔を揃えています。本当にうれしいですね。
――若干原作と違う部分がありますが、その点はどう思われますか?
何の問題もありません。そのほうが原作を読まれた方も別の展開が楽しめるし、ボク自身も映像化されるとどう描かれるのか興味ありますしね。特に終盤はなるほど! こういったラストもあるのか、と勉強になりました。『親指さがし』はホラーとして書いた作品ですし、読者を怖がらせたいと願いながらディティールを膨らませて生まれた作品ですが、映画ではホラーだけではない。子供の頃のせつない思い出や、友情、子供の頃に行方不明になった幼馴染みを忘れられない武の想いなど、ホラーを超えたエンタテインメントに仕上がっています。原作を読まれた方は特に観てほしいです。
――建物や風景などは、ご自身のイメージとは同じですか?
同じでした。『親指さがし』には、不気味な廃墟や古めかしい洋館が登場します。今回の映像化で驚いたのは、ボクが頭の中で描いていたそれらとほぼ同じイメージのものが舞台になっている。よくこんな場所を見つけたな、とびっくりしました。またセットもほぼ想像通り。こんなことってあるんですね(笑)。
――子供の頃、ストーリーの核になる“親指さがし”をされたことがあったとお聞きしましたが……。
しましたよ。友達みんなで輪になって、それぞれ左側の人の親指を握り、目を閉じて呪文を唱える。せぇーのっでつないだ手を頭上に挙げ、下ろした瞬間に手を放す……。でも幽体離脱なんてものはありません(笑)。知らない友達を誘ってどっきりをしかけるようなもの。コックリさんはやらなかったなぁ。ホラーを書いていますが、霊体験なんて経験ありませんね。霊は……いるんだろうけど、見たことないからなぁ(笑)。
――ずっと小説家を目指していたのですか?
違います。それに読書家でもなかった。ただ頭の中で自分だけのストーリーを作ることはよくありました。学校を卒業してアルバイトをしていた19歳のときに、このままじゃまずいのではないか、と将来を考えるようになったんですね。でも、よし、小説家になろう!と思ったわけではなく、頭の中のストーリーをどうせなら形にしてみよう。それぐらいの軽い感覚で文章にしてみました。文章が完成したら、せっかくだから本にしたい。でもボクは作家ではないから、手っ取り早いのは自費出版。じゃあ、自費出版で本を作ってみよう。そんな感じです。
――売れると思いました?
売れる、売れないなんて考えていなかった。記念みたいなものという意識です。それでも本が完成したときはうれしかったです。しばらくはバイトを続けていたのですが、段々小説を書く時間が取れなくなって、作家として独立しました。
――今後描きたい世界は?
ホラーを書いていましたが、最近は少し路線を変えています。今までの作品もそうですが、ホラーではあってもあり得そうであり得ないストーリーを描いてきました。今はそれが自分のウリ、色だと思っています。みんなが感じていること、思っていること、経験していること、悩んでいることの中にひやりとさせる、もしかしてあるかもと思わせる世界を表現できたらと思います。その世界を突き詰めて、先に何かが見えてくるかもしれない。そのときは次のステップになるのかな。
――Veeスクールのユーザーに夢を掴むためのアドバイスをいただけますか?
夢……、う〜ん、難しいですね。やりたいことがあるなら動く。それがいちばんです。やりたい、なりたいと口にしていても、行動は起こさず夢見ているだけという人がいますよね。何でもいいから行動したほうがいいんじゃないかな。ボクの場合、何が何でも小説家になりたい、と行動したわけではないですが、思っていることを表現するという行動を起こした結果、今がある。アルバイトをしていた19歳の当時、このまま40歳、50歳になっても特にやりたいことがなくなんとなくアルバイトをしていたらどうしよう、と思いました。何かしなくては。その表現方法は小説だった。19歳にとっての自費出版は資金集めも難しく、借金をしました。でも、若いからいいと思えた。それでいいと思う。これをしたい!という想いを大切にしてみてください。
――ありがとうございました。次の作品を楽しみにしています。
|
|
|
Q1 休日は何をされていますか?
友達とショッピングや食事に出かけます。最近忙しくて、なかなか休みが取れません。もっぱら近所のマッサージに出かけています。
Q2 資格はお持ちですか?
普通自動通免許のみです。今、車がほしいんですよ。買えるはずないけど、ベンツなんか憧れますね!
Q3 趣味を教えてください。
これといった趣味はありません。マッサージかな(笑)。
Q4 小説家ではなかったら、何をしていますか?
小さい頃は保父さん、保育士になりたかった。こう見えて意外と子供好きなんですよ。
Q5 恋愛小説を書く予定はありますか?
ないない(笑)。恋愛小説は無理!
|
|
|
|
|
|
 |
 |
バックナンバー |
|
|
 |
記事一覧 |
|
|
 |