| マンガを原作にした見応えある映画がまたまた登場! 「蟲師」(原作/漆原友紀、講談社)が、『スチーム・ボーイ』の大友克洋監督の手で実写映画『蟲師』となって3月24日より全国ロードショー。とその前に、主演のオダギリ ジョー&大友克洋監督2人による記者会見を覗いちゃいます! |
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『蟲師』
舞台は100年前の日本。「蟲」と呼ばれる、精霊でも幽霊でも物の怪でもない、妖しい生き物が存在した時代、「蟲」が引き起こす不可解な現象の謎を解き、人々を癒す能力を持つ「蟲師」がいた。そんな「蟲師」のひとりギンコ(オダギリ ジョー)は、旅の途中、文字で「蟲」を封じることのできる美しい娘、淡幽(蒼井優)と出会う。だがある事件をきっかけに、ギンコ自身が「蟲」に侵され……。
原作/漆原友紀
監督・脚本/大友克洋
出演/オダギリ ジョー、江角マキコ、大森南朋、蒼井優ほか
配給/東芝エンタテインメント
http://www.mushishi-movie.jp/
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| (C)2006「蟲師」フィルムプロジェクト |
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(C)2006
「蟲師」フィルムプロジェクト |
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(C)2006
「蟲師」フィルムプロジェクト |
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| 大友克洋監督 |
――実写ということですが、撮影を終えて感想は?
大友克洋(以下監督) : 1月末に行われたサンダンス映画祭へはプロデューサーが出席しているのですが、非常に評判がいいようで、日本での公開も期待が持てそうですね。
オダギリ ジョー(以下オダギリ) : 正直、注目されているということがピンときていませんでした。サンダンス映画祭で評判がよいとお聞きして、逆に、そうなんだ、海外でああいう世界が受けるのか、とびっくりしました。
――ああいう世界というのは、「蟲」「蟲師」というものが存在する世界ということですよね? 表現が難しかったと思いますが……。
監督 : 100年前の日本の映像をどう見せるか、どう創るか、それが課題でした。CGとのマッチングも神経を使いました。でも、実は日本でロケをした場所が多いんですよ。日本の原風景を探して、イメージを膨らませました。例えば、福井県の越前岬や岐阜県の白山林道、京都府の谷山林道……。美しくも懐かしい風景だからこそ、海外の方にも受け入れられたのかもしれません。
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| オダギリ ジョー |
オダギリ : 僕の役どころは「蟲」を引き寄せてしまう特異体質を持つ「蟲師」ですが、役作りというものは特にしていません。監督の描くシナリオ通りに演じました。「蟲」と表現すると昆虫、虫と想像されるでしょう。でも、僕はそうではないと感じています。人間が向かい合わなくてはいけない時間や自然、生きること、死ぬこと、そういったものの象徴を「蟲」に例えたのではないでしょうか? ですから、「蟲師」を職業的には捉えていません。難しいと言えば役というよりも……、真夏に真冬のシーンを撮影しなくてはならなかったのが、つらかったですね。衣装をたくさん着込んでいるのに、汗をかいてはいけない。拷問でした(笑)。
――オダギリさんは、大友監督の作品なら、と出演のオファーを受けたとお聞きしました。
オダギリ: そうです。アニメ作品で有名な方ですし、大好きな監督でしたから、実写を撮影されるとお聞きして、びっくりしました。さらにお話をいただいて、参加できたことを非常にうれしく感じます。大友監督って、照れ屋で海外の映画祭に短パンで出席しちゃったり、非常にいい意味で子供っぽいんですよ。飲んで話をしていても、ぜんっぜん年の差や経験を感じさせない。久しぶりに普通にバカ話ができる大人に出会えました。僕にとって、非常に貴重な出会いです。
監督 : オダギリくんは素晴らしいですよ。マンガが原作の、人間ではない世界を具現化するのには、やはり役者の力が必要です。僕らは演出という方法で手伝うことしかできませんから。「用意スタート!」となったら、もう役者さんに頼るしかない。特殊な設定ですからやりすぎればマンガっぽくなってしまうところを、キャラクターに深みを持たせて、上手に表現してくれました。
――監督は今後、実写映画はいかがですか?
監督 : 実写映画というのは、関わっている人が非常に多いですよね? 大変な分、生身の人間がそれぞれ世界を創ってくれる。それが楽しく、おもしろかったです。実写映画は、機会があれば、ぜひ挑戦してみたいですね。
――最後にこれから映画『蟲師』を鑑賞される方に、一言いただけますか?
監督 : 時間をかけてじっくり創ったので、ぜひ楽しんでください。
オダギリ : 観たままの感想、感激を、映画ファンに広げてください!
――ありがとうございました。 |
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